学校や予備校の周りの友達を見ると、大抵の人が共通テストを受けますよね。
「私大専願なのに、共通テストって絶対に受けなきゃいけないんですか?」というご質問が、学生さんからたくさん届いています。
受験の講師として長年、たくさんの生徒を見てきた私が、「共通テストを受けないとどうなるのか」、「受けないデメリットは何なのか」、「受けない人の割合はどれくらいなのか」について、徹底的に解説していきます!
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共通テストを受けないとどうなるのか
結論からお伝えすると、私立大学しか受ける予定が無いのであれば、共通テストを受けなくても全く困ることはありません!(国公立を志望される場合は、当然ながら共通テストの受験が必要ですが)
私が受験生の時はセンター試験でしたが、現役の時は周りがみんな受けるという事で受けましたが、浪人した時は受けませんでした。
それでも早稲田大学に合格する事が出来ましたし、もちろん何か不利になることもありませんでした。
1つ注意点としては、最近は私立大学でも、ちらほら共通テストが必須の大学が出てきているという点。
志望する大学が私立大学のみであっても、志望校から併願校まで、共通テストが本当に不要かは確認するようにしましょう。
共通テストが不要な私大だけを受ける場合は、共通テストは全くもって必要ではありません。
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共通テストを受けないデメリットはある?
私立大学のみを志望する場合でも、共通テストを受けないデメリットは一応あります。
大きく2つのデメリットについて、解説していきましょう。
デメリット①基礎固めがおろそかになる
「俺は早慶を受けるんだ!共通テストなんて受けないぞ!」という方は、早稲田や慶應の一般入試に向けた勉強だけをしてしまいがち。
しかし目標だけは高いものの、共通テストレベルの問題であっても、高得点が取れていないケースは全く珍しくありません。
当然ながら共通テストレベルの問題を解けない状態では、MARCHや早慶の入試で合格点を取ることはできません。
共通テストの過去問を解けば、自分が大体どれくらいのレベルなのか、基礎は固まっているのかという点を確認できるのですが、そこを飛ばして難関大学の過去問にばかり目が向いてしまうんですよね。
なので共通テストを受けないという選択をするにしても、共通テストの過去問や模試などはしっかりと解いて、自分の実力はしっかりと確認するようにしてください!
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デメリット②共テ利用ができなくなる
当然ですが共通テストを受けなければ、私大の共テ利用はできなくなります。
例えばMARCH志望の受験生が、共通テスト利用で日東駒専を抑えておいて、一般入試はMARCHの大学のみを受けるという選択肢を選べます。
一般入試の対策を志望している大学・学部に絞って、併願校の対策をしなくて良くなるので、有利に戦う事が出来るでしょう。
共通テストの過去問を少し解いて、併願校のボーダーに乗っているようであれば、とりあえず受けて併願を取っておくという選択肢はありですね。(併願校の入学金は先に納めなければいけなくなりますが)
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共通テストを受けない人の割合は?
割合そのものが数値として公開されているわけではありませんが、私が学生時代の話。
一般入試で大学受験をする高校生の友達の中で、センター試験を受けなかった人は、一人もいなかったです。
学校では「センター試験は当たり前に受けるもの」として、願書も提出が必要でしたし、試験の翌日には採点会もありました。
私も私大専願でしたが、現役の時は当然のようにセンター試験は受け、その結果をどこに使う事もありませんでした。
なので学校に通っている現役生であれば、割と強い意志を表明しないと、共通テストは半強制的に受けることになると思います。
ただもちろんしっかりと意思表示をして、受けないという選択肢を選ぶのも問題ないでしょう。
既卒生(浪人生)であれば、センター試験を受けない学生もいましたが、割合としては受ける学生の方が圧倒的に多かったですね。
浪人したのであれば特に周りの意見に左右されることもないので、共通テストを受けなくても全く問題ないですね!
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共通テストを受けないという選択肢まとめ
・私大専願であれば受けなくても問題ない
・共テの過去問で進捗チェックは重要
・共テ利用をするのならもちろん必須
・現役生は受ける割合が非常に高い