英熟語の覚え方のコツ・暗記法

合格英熟語300の中身を最新レビュー!レベルと使い方を解説

合格英熟語300とは

合格英熟語300は、大学受験で必要となる英熟語を300個に絞って収録した英熟語帳です。

大学受験用の英熟語帳には、800~1000語以上を収録しているものも多くあります。そのため、英熟語を一から勉強しようとすると、「量が多すぎてなかなか覚えられない」「どこまで覚えればいいのか分からない」と感じる受験生も少なくありません。

合格英熟語300は、そうした英熟語の学習量を抑え、まず重要な英熟語を300個覚えることに重点を置いた教材です。

英単語と同じように、英熟語も大学受験では重要な知識です。長文の中に知らない熟語が登場すると、単語一つ一つの意味は分かっていても、文章全体の意味を正確に理解できなくなることがあります。

また、英熟語は長文読解だけでなく、文法問題や空所補充、語句整序などでも問われます。そのため、大学受験の英語で得点を安定させるためには、英単語だけではなく、頻出する英熟語も覚えておく必要があります。

合格英熟語300の大きな特徴は、重要な英熟語に学習範囲を絞っていることです。

もちろん、300語を覚えればすべての大学の英熟語に対応できるわけではありません。しかし、英熟語をほとんど覚えていない状態から学習を始めるのであれば、まず300語を確実に身につけるという方法は非常に効率的です。

特に英語が苦手な受験生は、英単語、英文法、英文解釈、長文読解など、英熟語以外にもやるべきことがたくさんあります。

英熟語だけで1000語以上を覚えようとすると、他の勉強に使える時間が少なくなってしまいます。

そこで、まず合格英熟語300を使って重要熟語を固め、その後に必要であればさらに熟語を追加していくという学習方法が考えられます。

つまり、合格英熟語300は「これ一冊で英熟語学習をすべて終わらせる」というより、大学受験でまず覚えておきたい英熟語を短期間で固めるための教材と考えるとよいでしょう。

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合格英熟語300の特徴

合格英熟語300の最大の特徴は、収録されている英熟語の数が300個に絞られていることです。

英熟語帳は収録数が多ければ多いほど優れているように思えるかもしれません。しかし、実際の受験勉強では、覚えられないほど大量の熟語を抱えてしまうことが必ずしもメリットになるわけではありません。

英熟語は、一度見ただけで覚えられるものではありません。

一度覚えたつもりでも、数日後には意味が出てこなくなっていることがあります。そのため、英熟語帳では「何個収録されているか」だけでなく、「何周も復習できるか」が重要になります。

300個であれば、1000個以上収録された英熟語帳と比べて短い期間で一周することができます。

さらに、苦手な熟語だけを何度も復習することも容易です。

英語の基礎がまだ完成していない受験生にとっては、この「学習範囲が明確である」という点が大きなメリットになります。

一方で、難関大学まで考える場合には、300語だけでは不足する可能性があります。

早慶や旧帝大などでは、基本的な英熟語だけでなく、より幅広い表現を知っていることが求められる場合があります。

そのため、合格英熟語300を終えた後は、志望校のレベルに応じて追加の英熟語帳を使うとよいでしょう。

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合格英熟語300と速読英熟語・解体英熟語・ターゲットの違い

大学受験用の英熟語帳には、合格英熟語300以外にも「速読英熟語」「解体英熟語」「英熟語ターゲット」などがあります。

これらはすべて英熟語を学ぶための教材ですが、収録数や構成、学習方法には違いがあります。

そのため、「どの英熟語帳が一番いいか」と考えるよりも、「自分は何のために英熟語を勉強するのか」を考えて選ぶことが重要です。

合格英熟語300は、重要熟語を少ない数に絞って学習したい人に向いています。

速読英熟語は、英文の中で英熟語を覚えたい人に向いています。

解体英熟語は、幅広い英熟語を問題形式で学習したい人に向いています。

英熟語ターゲットは、重要熟語を整理して効率的に覚えたい人に向いています。

 

合格英熟語300と速読英熟語の違い

速読英熟語は、英熟語を英文の中で学習できることが大きな特徴です。

英熟語と日本語訳を単純に暗記するだけではなく、実際の英文を読むことで、その熟語が文章の中でどのように使われるのかを確認できます。

英熟語は単独で意味を覚えていても、実際の長文で出てきたときに意味を取れないことがあります。

そのため、英文の中で熟語を確認できる速読英熟語には大きなメリットがあります。

一方、合格英熟語300は、重要熟語を300個に絞っている点が特徴です。

英熟語をほとんど覚えていない受験生が、まず最低限必要な熟語を覚えたいのであれば、合格英熟語300の方が取り組みやすいでしょう。

反対に、ある程度英語を読めるようになっており、英文を読みながら熟語を覚えていきたいのであれば、速読英熟語が向いています。

つまり、合格英熟語300は「重要熟語を絞って覚える教材」、速読英熟語は「英文の中で熟語を身につける教材」という違いがあります。

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合格英熟語300と解体英熟語の違い

解体英熟語は、大学受験用の英熟語帳の中でも収録数が多く、難関大学を目指す受験生にも使われている教材です。

合格英熟語300とは、そもそもの学習量が大きく異なります。

合格英熟語300では、まず重要な英熟語を300個に絞って覚えることを目指します。

一方、解体英熟語では、基本的な熟語から難関大学で必要になる熟語まで、より広い範囲を学習できます。

そのため、英熟語の知識がほとんどない状態でいきなり解体英熟語を使うと、情報量が多く負担に感じてしまう可能性があります。

もちろん、最初から解体英熟語を使ってはいけないというわけではありません。ある程度英語の基礎ができていて、最初から幅広い熟語を覚えたい人であれば、解体英熟語を使うのも選択肢になります。

ただ、英熟語に苦手意識がある場合は、まず合格英熟語300で重要熟語を固め、その後に解体英熟語で知識を広げるという方法もあります。

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合格英熟語300と英熟語ターゲットの違い

英熟語ターゲットは、英単語ターゲットシリーズと同じように、重要な英熟語を整理して覚えていくタイプの教材です。

合格英熟語300と比較すると収録されている熟語数が多く、より広い範囲の英熟語を学習できます。

そのため、最初からある程度多くの熟語を覚えたい人には、英熟語ターゲットが向いています。

一方、英熟語の学習にあまり時間をかけられない人や、まず最低限の重要熟語を固めたい人には、合格英熟語300が向いています。

どちらを使うかは、志望校だけでなく、現在どれくらい英熟語を覚えているかによって決めるとよいでしょう。

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4冊の中でどれを選ぶべきか

合格英熟語300、速読英熟語、解体英熟語、英熟語ターゲットのどれを選ぶかで迷った場合は、まず自分の現在地を考えましょう。

英熟語をほとんど覚えておらず、まず重要事項を固めたいなら合格英熟語300が候補になります。

英熟語を覚えながら英文を読む練習もしたいなら速読英熟語が候補になります。

標準から難関レベルまで幅広く熟語を覚えたいなら英熟語ターゲットが候補になります。

そして、難関大学に向けて多くの熟語を問題形式で身につけたいなら解体英熟語が候補になります。

大切なのは、最も難しい英熟語帳を選ぶことではありません。

自分が最後まで繰り返せる教材を選ぶことが重要です。

 

合格英熟語300のレベル・難易度

合格英熟語300のレベルは、大学受験英語の基礎から標準レベルの英熟語を固めたい人に向いていると考えるとよいでしょう。

特に、英熟語をほとんど覚えていない受験生が、最初に重要熟語を覚えるために使いやすい教材です。

英熟語帳は、収録数が多くなるほど覚えるための時間も必要になります。

合格英熟語300は300語に絞られているため、英熟語の学習を始めたばかりの人でも取り組みやすいでしょう。

ただし、「合格英熟語300を覚えれば、すべての大学に対応できる」という意味ではありません。

大学によって必要な英語力は異なりますし、難関大学になるほど、より幅広い英熟語の知識が必要になります。

そのため、合格英熟語300は基礎固めとして非常に使いやすい英熟語帳と考えるのが適切です。

共通テストを目指す場合

共通テストを目指す場合、合格英熟語300に掲載されているような重要熟語を覚えておくことは、英文を読むうえで役立ちます。

ただし、共通テストでは英熟語の知識だけでなく、長文を速く正確に読む力も必要です。

そのため、合格英熟語300を覚えたからといって、その後も英熟語帳だけを延々と続ける必要はありません。

重要熟語を覚えたら、長文問題の中で実際に使われている熟語を確認し、読解力につなげていくことが大切です。

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日東駒専・産近甲龍レベル

日東駒専や産近甲龍などの大学を目指す場合にも、合格英熟語300は基礎固めの教材として使いやすいでしょう。

もちろん、大学や学部によって必要な英語力は異なります。

そのため、「この大学なら300語だけで絶対に十分」と考えるのではなく、最終的には過去問を確認して必要な知識量を判断してください。

英熟語をほとんど覚えていない状態であれば、まず300語を確実に覚えることには大きな意味があります。

 

MARCH・関関同立レベル

MARCHや関関同立を目指す場合、合格英熟語300だけで英熟語学習を終えるのはおすすめしません。

まず300語を固める教材として利用し、その後にさらに英熟語を追加していくとよいでしょう。

特に長文を読んでいて、知らない熟語が原因で文章の意味を取れないことが多いのであれば、追加の熟語学習が必要です。

一方、熟語よりも単語や英文解釈、長文読解の方が課題になっているのであれば、そちらを優先した方が効率的です。

 

早慶・旧帝大レベル

早慶や旧帝大などの難関大学を目指す場合は、合格英熟語300を最初の土台として利用し、その後により多くの英熟語を覚えることをおすすめします。

難関大学では、基本的な熟語だけでなく、やや細かい熟語や多義的な表現が長文の中に登場することもあります。

したがって、最終的には300語以上の英熟語を身につける必要があります。

ただし、最初から難しい熟語を大量に覚える必要はありません。

まず頻出熟語を固めてから、必要な範囲を追加していく方が効率的です。

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合格英熟語300の使い方

合格英熟語300を使うときに最も意識したいのは、300個を「一度覚える」のではなく、何度も繰り返して定着させることです。

英熟語は、一度見て「これ知っている」と思っただけでは、長文の中で瞬時に意味を判断できるとは限りません。

そのため、できるだけ短時間で何周もすることを意識してください。

最初は全体を一周する

まずは最初から最後まで一周して、どの熟語を知っていて、どの熟語を知らないのかを確認します。

最初から完璧に覚えようとする必要はありません。

知っている熟語と知らない熟語を区別するだけでも十分です。

一周した段階で、「意外と知っている熟語が多い」「知らない熟語はこのあたりに集中している」といったことが分かります。

そこから本格的な暗記を始めましょう。

英熟語を見て意味を言えるようにする

基本となるのは、英熟語を見て日本語の意味がすぐに出てくる状態にすることです。

例えば熟語を見て、数秒考えてから意味を思い出すのではなく、できるだけ瞬時に意味が出てくるようにします。

長文読解では、一つの熟語について長時間考えている余裕はありません。

熟語を見た瞬間に意味が分かれば、その分だけ文章全体を読むスピードも上げられます。

間違えた熟語を重点的に復習する

すべての熟語に同じ時間をかける必要はありません。

何度やっても間違える熟語や、意味が曖昧な熟語を重点的に復習しましょう。

すでに完全に覚えている熟語に何度も時間を使うよりも、苦手な熟語に時間を使う方が効率的です。

例えば、一周目で間違えた熟語に印をつけ、二周目は印がついたものを中心に確認する方法があります。

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日本語から英熟語を確認する

基本的には英熟語を見て意味が分かるようにすることを優先しますが、余裕があれば日本語から英熟語を思い出す練習も行いましょう。

特に英作文が必要な大学を受験する場合、日本語から適切な英熟語を選ぶ力が役立ちます。

ただし、最初からスペルまで完璧に書けるようにする必要はありません。

まずは「見れば意味が分かる」という状態を作り、その後に必要に応じてアウトプットの練習を増やしてください。

問題を解いて定着度を確認する

英熟語は暗記しただけで終わりにせず、問題を解いて使えるか確認しましょう。

特に前置詞を含む熟語は、意味だけを覚えていると問題で間違えることがあります。

似た意味の熟語でも前置詞が変わることで意味や使い方が変わるものがあります。

そのため、「意味は知っているのに問題になると間違える」という熟語は、もう一度確認しておきましょう。

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長文の中で復習する

英熟語の知識を入試で使えるようにするためには、長文の中で確認することも重要です。

長文を読んでいて、合格英熟語300で覚えた熟語を見つけたら、その意味を確認してみましょう。

熟語帳では「英熟語→日本語訳」として覚えていたものが、実際の英文の中ではどのような意味になっているのかを確認できます。

こうした経験を繰り返すことで、英熟語が単なる暗記知識ではなく、英文を読むための実戦的な知識になっていきます。

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合格英熟語300は何周すればいい?

合格英熟語300を何周すればよいかについて、明確に「5周」「10周」と決める必要はありません。

重要なのは周回数ではなく、300語がどれだけ定着しているかです。

例えば、1周目で知らない熟語を確認し、2~3周目で暗記し、その後は忘れていないか定期的に確認するという進め方ができます。

英熟語帳は、一度完璧に覚えたつもりでも、時間が経つと忘れてしまいます。

そのため、最初の数周だけでなく、長文読解を進めながら定期的に復習することが重要です。

短期間で何周もする

英熟語帳は、1日数個ずつ進めて何か月もかけるより、ある程度まとまった量を短期間で何度も見る方が効率的です。

例えば1日に50~100個程度を確認すれば、300語を数日で一周することもできます。

もちろん、一周目から全部覚えられなくても問題ありません。

むしろ一周目から完璧を目指して進まなくなるより、全体を何度も見る方が効率的です。

最終的には即答できる状態を目指す

最終的な目標は、英熟語を見た瞬間に意味が分かる状態です。

「見たことがある」「たぶんこういう意味だった気がする」というレベルでは、入試本番で十分に使えるとは言えません。

特に長文読解では、一つの熟語に時間をかけると文章全体の読解速度に影響します。

300語を覚えるのであれば、広く浅く覚えるのではなく、重要熟語についてはできるだけ反応速度を高めておきましょう。

合格英熟語300を使う際の注意点

合格英熟語300を使う際に注意したいのは、300語を覚えたことで英熟語の勉強を完全に終えたと思わないことです。

300語という収録数だからこそ、重要熟語を効率よく覚えられる一方で、すべての英熟語を網羅しているわけではありません。

そのため、志望校によっては追加の英熟語学習が必要になります。

一方で、だからといって最初から大量の英熟語を覚えなければならないわけでもありません。

英語が苦手な受験生の場合、まず合格英熟語300で重要熟語を固めることで、その後の英語学習が進めやすくなるでしょう。

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英熟語だけに時間をかけすぎない

大学受験では、英熟語以外にも英単語、英文法、英文解釈、長文読解などを勉強する必要があります。

そのため、英熟語帳に何時間もかける必要はありません。

英熟語は短時間で繰り返し確認し、残りの時間を他の英語学習に回すという考え方も重要です。

特に英熟語をある程度覚えた後は、長文読解の中で実際に熟語を確認することで、知識を実戦に結びつけていきましょう。

300語を覚えること自体を目的にしない

英熟語帳を使っていると、「300語を全部覚えなければ」という気持ちが強くなりがちです。

もちろん、掲載されている熟語を覚えることは大切です。

しかし、最終的な目的は英熟語帳を完璧にすることではなく、入試問題で英文を正確に読めるようになることです。

そのため、合格英熟語300を進めながら、英文法や英文解釈、長文読解も並行して進めていきましょう。

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合格英熟語300が終わったら次は

合格英熟語300を終えた後に何をするかは、志望校のレベルと現在の英語力によって決めます。

必ず次の英熟語帳に進まなければならないわけではありません。

300語を覚えた段階で、単語や英文法、英文解釈、長文読解などの学習が不足しているのであれば、そちらを優先しても問題ありません。

英熟語をさらに増やしたいなら速読英熟語

英熟語の知識をさらに増やしながら、英文読解にも取り組みたいのであれば、速読英熟語へ進む方法があります。

合格英熟語300で重要熟語を覚えた後であれば、速読英熟語の中に登場する熟語も理解しやすくなります。

すでに覚えている熟語については、それほど時間をかける必要はありません。

知らない熟語を中心に追加していくことで、効率よく知識を広げられます。

英熟語をさらに増やしたいなら英熟語ターゲット

英熟語を整理して覚えたいのであれば、英熟語ターゲットへ進む方法もあります。

合格英熟語300と重複する熟語については、すでに覚えているかを確認する程度にして、新しく出てきた熟語を中心に覚えていくとよいでしょう。

難関大学を目指すなら解体英熟語

早慶や旧帝大などの難関大学を目指す場合は、解体英熟語を使ってさらに英熟語の知識を広げる方法があります。

合格英熟語300で重要熟語を固めてから解体英熟語に進めば、いきなり大量の熟語を覚えるよりも負担を抑えやすくなります。

ただし、解体英熟語を使う場合も、すべてを機械的に暗記する必要があるとは限りません。

志望校の過去問を確認し、自分に必要な範囲を判断しながら進めることが大切です。

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長文読解へ進むのもおすすめ

合格英熟語300をある程度完成させたのであれば、英熟語帳を追加するのではなく、長文読解へ進む方法もあります。

英熟語は実際の英文の中で使われているところを見ることで、より実戦的な知識になります。

長文を読んでいて、「この熟語は合格英熟語300で覚えたものだ」と気づけるようになると、知識が実際の読解につながってきます。

そして、長文の中で知らない熟語が出てきた場合には、その都度確認していけばよいでしょう。

 

過去問を解いて判断する

合格英熟語300が終わった後に最も重要なのは、志望校の過去問を確認することです。

過去問を読んでいて、英熟語が原因で文章を理解できないのであれば、さらに熟語を増やしましょう。

一方で、熟語はほとんど問題なく、単語不足や英文解釈、長文読解の方に課題があるのであれば、そちらを優先するべきです。

参考書は、たくさん終わらせることが目的ではありません。

自分の弱点を補うために必要なものを選ぶことが大切です。

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合格英熟語300のメリット・デメリット

合格英熟語300の最大のメリットは、重要な英熟語に学習範囲を絞れることです。

英熟語帳の収録数が多いと、覚えるだけでもかなりの時間が必要になります。

その点、300語であれば短期間で一周でき、何度も復習することができます。

また、「まず300語覚える」という明確な目標を設定できることもメリットです。

英語が苦手な受験生にとって、1000語以上の英熟語を覚えるという目標はかなり大きく感じられることがあります。

しかし、300語であれば、「まずここまでやろう」と学習を始めやすくなります。

一方、デメリットは収録数が少ないことです。

300語に絞っているため、難関大学まで含めて幅広い英熟語を学習したい場合には、追加の教材が必要になる可能性があります。

そのため、合格英熟語300は「英熟語をすべてこの一冊で完成させる教材」ではなく、「まず重要熟語を固める教材」として考えるのが適しています。

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合格英熟語300はどんな人におすすめ?

合格英熟語300は、まず英熟語をほとんど覚えていない受験生におすすめです。

英熟語帳を開いてみたものの、収録数が多すぎて何から覚えればいいのか分からないという人は、300語に絞って学習してみるとよいでしょう。

また、受験までの時間があまり残っていない人にも向いています。

大学受験では、英単語や英文法、英文解釈、長文読解などにも時間を使わなければなりません。

英熟語だけに大量の時間を使うのが難しい場合、重要熟語に絞って学習することには大きなメリットがあります。

さらに、基礎から標準レベルの英熟語を固め、その後に必要な範囲だけ追加したい人にも向いています。

一方、最初から難関大学を目指していて、英熟語の学習に十分な時間を使えるのであれば、より収録数の多い英熟語帳を最初から使う方法もあります。

ただし、難関大学志望だからといって、必ず最初から難しい教材を使う必要はありません。

英熟語が苦手なら、合格英熟語300で基礎を固めてから上のレベルへ進む方がスムーズに学習できる場合もあります。

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合格英熟語300まとめ

合格英熟語300は、大学受験で重要な英熟語を300個に絞って学習できる英熟語帳です。

最大の特徴は、収録数を絞ることで、重要熟語を短期間で繰り返し学習しやすい点にあります。

英熟語は、たくさん覚えることだけが重要なのではありません。

まず重要な熟語を確実に覚え、それを英文の中で素早く処理できるようにすることが重要です。

そのため、英熟語の知識が少ない受験生は、まず合格英熟語300を使って重要熟語を固めるとよいでしょう。

使い方としては、最初に全体を一周し、その後に何度も繰り返して、英熟語を見た瞬間に意味が分かる状態を目指します。

覚えた熟語は長文の中でも確認し、実際の英文で意味を判断できるようにしていきましょう。

合格英熟語300を終えた後は、必ずしも別の英熟語帳に進む必要はありません。

志望校の過去問を確認して、さらに熟語が必要なら速読英熟語や英熟語ターゲット、解体英熟語などを利用し、必要がなければ英文解釈や長文読解などに学習時間を回してください。

特に重要なのは、「英熟語帳を何冊終わらせたか」ではなく、「入試問題の中で英熟語を正しく理解できるか」ということです。

合格英熟語300を使うのであれば、300語という収録数の少なさを不安に感じる必要はありません。

まずは重要な300語を確実に身につけ、その後は自分の志望校に必要なレベルに合わせて学習範囲を広げていけばよいでしょう。

英熟語の学習で大切なのは、最初から大量の知識を詰め込むことではなく、重要な知識を確実に使える状態にすることです。

合格英熟語300は、そのための最初の一冊として活用しやすい英熟語帳といえるでしょう。

大学受験に英熟語帳はいらない?必要?いつからやるべきか?

大学受験に向けて英単語は誰もが勉強しますが、英熟語は意外と勉強していない方もいらっしゃいます。

なので受験生からは「時間が無いのですが、英熟語は勉強しなくても良いですか?」とご質問をいただくことがあります。

もちろん英熟語がマストでなければ、カットして他の勉強に時間を回したいですもんね。

ここでは受験の講師として長年、指導を続けている私が、「大学受験において英熟語は必要なのか」と「必要なら、いつからやるべきなのか」について、詳しく解説していきます!

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大学受験において英熟語は必要なのか

大学受験において英熟語は必要か否かと問われれば、間違いなく必要です。

大学のレベルでいえば日東駒専レベル以上、もしくは共通テストを受験される方は、英熟語はマストだと考えてください。

偏差値50未満の大学であれば、難解な英熟語が出題されないケースが多く、熟語よりも優先順位が高い単語など基礎的な学習に集中した方が、合格率が上がる可能性はあります。

 

一方、MARCHや早慶、東大・京大レベルになれば、英熟語を勉強せずに合格するというのは相当ハードルが高いです。

推測力が高く、文脈から英熟語を推測する制度が高い方はまれに、英熟語を勉強せずとも難関大学に合格してしまうケースも確かに見られます。

なので知恵袋なんかでも、「英熟語を勉強せずに合格しました」という回答者さんもいらっしゃいます。

ただ特殊な例にはなりますので、英熟語をスキップするという行為は、大学受験の難易度をムダに上げてしまうということは、頭に入れておきましょう。

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大学受験向けの英熟語帳は必要?いらない?

基本的に英熟語帳は、持っておくに越したことはありません。

たしかにネクステやVintageといった総合問題集の、英熟語の章を勉強すれば、ある程度の英熟語は学べます。

しかしインプットではなくアウトプット用の形式ですから、暗記には不向きです。

そして網羅性も英熟語帳の方が高いので、わざわざ英文法の問題集で英熟語を学ぶ必要が無く、英熟語帳は用意する事をオススメします。

(単語帳と熟語帳がセットになっているようなものもあり、こちらであればカバーできるケースもあります)

 

速読英熟語や英熟語ターゲット、英熟語最前線、解体英熟語などなど、有名どころを1冊しっかりと覚えきれば、大方の大学には対応できるようになります。

どの熟語帳も800個~1000個ほどの英熟語が収録されていますが、「時間が無くて、こんなに覚えられない!」という方も多いと思います。

その場合は「合格英熟語300」という、最低限必要な英熟語だけをピックアップした熟語帳を、まずはしっかりと覚えてください。

ひとまずここまでやり切れれば、MARCHまでは何とか対応できます!

さらに時間が許す限り、英熟語をプラスしていくと良いでしょう。

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英熟語はいつからやるべき?タイミングは?

英熟語をスタートするタイミングは、「1日でも早く、明日から」というのが正解。

英熟語を後回しにしたところで、結局はやらなければいけないわけで、後回しにすることにメリットがありません。

基礎的な単語を覚えながら、基礎的な熟語を覚え、基礎文法を学び、基礎的な長文を読めるようにする。

こういった形で、全ての分野をバランスよく、並行して進めていくようにしましょう。

そうでないと受験期の直前に英熟語を詰め込もうとして、スケジュールが狂う事もありますし、短期間で暗記しようとするとやはり、定着率も落ちてしまいます。

とにかく後回しにするメリットが1つもないですから、タイミングとしては今日からでもスタートしましょう。

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大学受験と英熟語の関係性まとめ

・偏差値50以上の大学では英熟語は基本的にマスト

・熟語帳を用意して暗記するのが効率的

・時間が無い場合は合格英熟語300

・今すぐにでも英熟語の勉強に取り組もう

英熟語 最前線1515のレベルと使い方ガチ解説!速読英熟語やターゲットとどっちが良い?

大学受験の英語では、英単語だけでなく「英熟語」の知識も非常に重要です。

単語そのものは知っているのに、

「この英文の意味がうまく取れない」

「takeやmake、getなどの基本単語が出てきたときに意味が分からなくなる」

「長文を読んでいると知らない表現が次々に出てくる」

という経験をしたことがある人も多いでしょう。

こうした問題の原因の一つが、英熟語の知識不足です。

そこで候補になるのが、研究社から出版されている『大学入試 英熟語 最前線1515』です。

『英熟語 最前線1515』は2024年に発売された比較的新しい英熟語帳で、最新の入試問題を分析し、基本的な熟語から難関大学で差がつく表現までを幅広く収録しています。

さらに、一般的な「英熟語だけを暗記する本」とは少し違い、比喩表現・ことわざ・名言・口語表現まで扱っているのが大きな特徴です。

では、『英熟語 最前線1515』はどのくらいのレベルなのでしょうか。

『速読英熟語』『英熟語ターゲット1000』『解体英熟語』などと比べると、どのような違いがあるのでしょうか。

そして、せっかく使うならどのように勉強すればよいのでしょうか。

この記事では、『英熟語 最前線1515』について、

  • 英熟語 最前線1515とは
  • 英熟語 最前線1515のレベル
  • 英熟語 最前線1515の特徴
  • 英熟語 最前線1515と有名な熟語帳の比較
  • 英熟語 最前線1515の使い方
  • 英熟語 最前線1515はどんな人におすすめか
  • 英熟語 最前線1515が終わったら次は何をするか

まで詳しく解説していきます。

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英熟語 最前線1515とは

『大学入試 英熟語 最前線1515』は、研究社から2024年4月に出版された大学受験向けの英熟語帳です。

著者は石橋草侍先生、里中哲彦先生、島田浩史先生の3名。

いずれも大学受験英語の指導・教材作成に関わっている講師です。

本書の大きな特徴は、単純に「熟語を1515個並べた本」ではないことです。

タイトルにもある通り、

「イディオム+比喩・ことわざ・口語表現」

という構成になっており、大学入試で遭遇する可能性のあるさまざまな表現をまとめて学べるようになっています。

また、最新の入試問題を分析し、頻出の基本熟語から難関大学で問われる表現までを収録していることも本書の特徴です。

さらに、単純な丸暗記に頼らず、熟語の意味をイメージしやすいように解説されています。

英熟語は、

「look=見る」
「after=後」

のように単語単位で考えても意味が分からないものが多くあります。

例えば、

look after

は「見る+後」と考えても「世話をする」という意味にはなりません。

だからこそ、英熟語は単語とは違った覚え方が必要になります。

『英熟語 最前線1515』は、こうした熟語の「なぜその意味になるのか」という部分にも目を向けながら学習できるように作られています。

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英熟語 最前線1515の収録内容

『英熟語 最前線1515』は全8パートに分かれています。

具体的には以下の構成です。

Part 内容 項目数
Part 1 最頻出の慣用表現グループ 375
Part 2 最頻出の基本熟語 205
Part 3 読解で狙われる重要熟語Ⅰ(1義) 394
Part 4 読解で狙われる重要熟語Ⅱ(多義) 150
Part 5 難関大を突破する最前線の熟語 127
Part 6 難関大を突破する比喩表現 102
Part 7 合否を分けることわざ・名言 99
Part 8 合否を分ける口語表現 149

研究社の公式な書籍情報では、このような構成になっています。

この構成を見ると、本書が単なる「基本熟語集」ではないことが分かります。

前半では大学受験で頻繁に登場する熟語を固め、後半に進むにつれて難関大学向けの表現が増えていきます。

特に面白いのが、Part 6以降です。

一般的な熟語帳では、基本的に、

「熟語→意味」

を覚えていくことになります。

一方、『英熟語 最前線1515』では、比喩表現、ことわざ、名言、口語表現まで扱っています。

そのため、英語長文だけでなく、会話文や英作文など、さまざまな場面で役立つ知識を身につけることができます。

また、音声も用意されています。

公式情報によると、音声は英語と日本語を収録し、収録時間は約289分です。

英熟語は目で見て覚えるだけでなく、音で覚えることも非常に重要なので、音声を利用できるのは大きなメリットです。

 

英熟語 最前線1515のレベル・難易度

では、最も気になる『英熟語 最前線1515』のレベルについて見ていきましょう。

結論から言うと、

「大学受験標準レベルから難関大学レベルまで幅広く対応できる熟語帳」

と考えるとよいでしょう。

特にMARCH・関関同立以上、早慶・難関国公立まで視野に入れて英熟語を仕上げたい受験生との相性が良い教材です。

ただし、ここで注意してほしいのは、

「最前線1515=最初から難関熟語ばかり」

というわけではないことです。

本書には最頻出の基本熟語もしっかり収録されています。

Part 1が「最頻出の慣用表現グループ」、Part 2が「最頻出の基本熟語」となっていることからも、それが分かります。

つまり、

基礎~標準 → 発展 → 難関

という形で、一冊の中で段階的にレベルアップしていくことができます。

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共通テストレベルではどうなのか

共通テスト対策だけを考えるのであれば、『英熟語 最前線1515』はややオーバースペックになる可能性があります。

もちろん、収録されている基本熟語を覚えていけば共通テストでも役立ちます。

しかし、共通テストだけが目標なら、1515項目すべてを完璧にする必要性はそこまで高くありません。

共通テストでは、熟語帳に載っている超難関レベルの表現を大量に暗記することよりも、

  • 英単語
  • 文法
  • 語法
  • 長文読解
  • リスニング
  • 時間配分

などを含めた総合的な英語力のほうが重要になります。

したがって、共通テストのみを受験するのであれば、よりコンパクトな熟語帳を選ぶ方法もあります。

MARCH・関関同立レベル

MARCH・関関同立を目指す場合、『英熟語 最前線1515』はかなり使いやすいレベルです。

基本熟語を押さえつつ、標準レベルより一段上の表現まで学習できます。

特に長文問題では、

「熟語として覚えていないと意味を取りにくい表現」

が出てくることがあります。

こうした表現をあらかじめ知っているかどうかで、長文を読むときの負担は大きく変わります。

その意味では、MARCH・関関同立志望なら、熟語を単なる暗記科目としてではなく、長文読解のための語彙として仕上げていくのがおすすめです。

早慶・難関国公立レベル

早慶や難関国公立を目指す場合には、本書の後半部分が特に重要になります。

Part 5では「難関大を突破する最前線の熟語」、Part 6では「難関大を突破する比喩表現」が扱われています。

ここは一般的な熟語帳で基本熟語を覚えた後に、さらに差をつけたい受験生にとって有効な部分です。

早慶レベルになると、

「この熟語を知っているかどうか」

だけでなく、

「知らない表現を文脈から推測できるか」

も重要になってきます。

したがって、本書を完璧にしたからといって、知らない熟語が一切出なくなるわけではありません。

むしろ、

「知っている表現を増やす」

+

「知らない表現を推測する力をつける」

という2本立てで考えるのが重要です。

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英熟語 最前線1515の特徴

ここからは、本書の特徴をもう少し詳しく見ていきましょう。

① 熟語を関連付けて覚えやすい

『英熟語 最前線1515』の大きな特徴の一つが、熟語を構文ごとにグループ化していることです。

特にPart 1では、熟語を構文ごとにまとめて覚えられるように構成されています。

これは英熟語を覚えるうえで非常に重要です。

例えば、バラバラに、

Aを必要とする
Bを利用する
Cを見つける

と覚えるより、

「この形の熟語にはこういう表現が多い」

と関連付けたほうが、記憶に残りやすくなります。

英熟語は単語と違って「形」が非常に重要です。

前置詞一つが変わるだけで意味が変わることも珍しくありません。

だからこそ、関連する表現をまとめて学習できる構成は大きなメリットになります。

 

② 丸暗記に頼りすぎない

英熟語帳というと、

「熟語を見て、日本語訳を覚える」

という勉強を想像する人が多いでしょう。

もちろん、それ自体は必要です。

しかし、それだけでは応用が利きません。

英語長文では、熟語が少し形を変えて出てくることもあります。

そこで重要なのが、

「なぜこの意味になるのか」

を理解することです。

『英熟語 最前線1515』では、熟語の意味をイメージしやすくする解説が用意されており、丸暗記だけに頼らない学習を意識しています。

もちろん、最終的には意味を瞬時に出せるようにする必要があります。

しかし、

理解→暗記→運用

という流れを作れるのは、本書の強みです。

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③ 言い換え表現が豊富

大学入試の長文では、「同じ意味を別の表現で言い換える」ことが非常に多くあります。

例えば、本文で使われた表現と設問の選択肢で、同じ内容を違う英語表現で表しているケースです。

このとき、単語だけでなく熟語や表現の言い換えを知っていると、選択肢の判断がしやすくなります。

本書では、長文の内容一致問題にも多用される「言い換え表現」を豊富に収録しています。

これは長文読解との相性が非常に良い部分です。

 

④ 比喩・ことわざ・口語表現まで扱う

『英熟語 最前線1515』を他の熟語帳と比較したときに目立つのが、この部分です。

Part 6では比喩表現。

Part 7ではことわざ・名言。

Part 8では口語表現。

これらをまとめて学習できます。

特に難関大学では、単純な熟語だけでなく、こうした表現が文章や会話文の中に登場することがあります。

「熟語帳だから熟語だけ覚えればいい」

という考え方ではなく、

「大学入試で遭遇する可能性のある表現を幅広く押さえる」

という発想で作られているのが本書の特徴です。

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英熟語 最前線1515と有名な熟語帳を比較

英熟語帳を選ぶときに、多くの受験生が悩むのが、

「結局、速読英熟語とどっちがいいの?」

「ターゲット1000とどっちを使えばいい?」

「解体英熟語は必要?」

という問題です。

ここでは代表的な熟語帳と比較してみましょう。

 

英熟語 最前線1515 vs 速読英熟語

まずは『速読英熟語』です。

『速読英熟語』の最大の特徴は、熟語を英文の中で覚えられることです。

単語や熟語を単体で覚えるのではなく、文章の中で何度も確認することで、実際の英文を読む力につなげやすい教材です。

一方、『英熟語 最前線1515』は、熟語そのものを整理して覚えることに向いています。

ざっくり分けると、

「英文の中で覚えたい」→速読英熟語

「熟語を体系的に整理したい」→最前線1515

と考えると分かりやすいでしょう。

もちろん、速読英熟語でも熟語そのものを覚えられますし、最前線1515でも例文や文脈を意識した学習はできます。

ただ、教材としての設計思想には違いがあります。

また、2024年に『速読英熟語』は改訂されています。現在の版を使う場合は、必ず最新版を確認しておきましょう。

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英熟語 最前線1515 vs 英熟語ターゲット1000

『英熟語ターゲット1000』は、非常に有名な定番熟語帳です。

特徴はシンプルであること。

「熟語→意味」

を効率よく覚えていきたい人には使いやすい教材です。

一方、『英熟語 最前線1515』は、より幅広い表現を扱っています。

掲載項目数も1515項目あり、比喩表現、ことわざ・名言、口語表現まで含まれています。

そのため、

「できるだけシンプルに標準的な熟語を覚えたい」

ならターゲット1000。

「標準熟語から難関レベルまで一冊で幅広く学びたい」

なら最前線1515。

という選び方ができます。

 

英熟語 最前線1515 vs 解体英熟語

『解体英熟語』も、昔から難関大学志望者に使われてきた有名な熟語帳です。

特に早慶や難関国公立を目指す受験生には知名度が高い教材です。

『解体英熟語』の特徴は、問題形式で熟語を確認しながら覚えていく点にあります。

一方、最前線1515は、より現代的なレイアウトで、熟語を関連付けながら学習しやすい構成になっています。

また、最前線1515は2024年発売なので、教材としてかなり新しいという点もあります。

ただし、

「新しいから必ず優れている」

というわけではありません。

解体英熟語にも長年使われてきた理由があります。

特に、すでに解体英熟語を使っていて、かなり覚えているのであれば、無理に最前線1515へ乗り換える必要はありません。

大切なのは「どの熟語帳を持っているか」ではなく、「持っている熟語帳をどこまで完成させたか」です。

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英熟語 最前線1515 vs システム英熟語

『システム英熟語』も有名な熟語教材です。

こちらは熟語を単純なリストとして覚えるのではなく、前置詞などのイメージを利用して関連付けていくタイプの教材です。

そのため、

「熟語を丸暗記するのが苦手」

という人との相性が良いでしょう。

最前線1515も丸暗記に頼らないことを重視していますが、扱っている内容はより幅広く、比喩・ことわざ・口語表現まで含んでいます。

したがって、どちらを選ぶかは好みが大きいです。

 

英熟語帳の比較まとめ

簡単に整理すると、以下のようになります。

熟語帳 特徴 向いている人
最前線1515 幅広い表現+難関レベル 難関大まで一冊で対応したい
速読英熟語 英文の中で熟語を覚える 文脈で覚えたい
ターゲット1000 シンプルで定番 効率よく標準熟語を覚えたい
解体英熟語 問題形式・難関向け 早慶などを目指す
システム英熟語 イメージ・関連付け重視 熟語を理屈で覚えたい

どれが絶対に一番優れている、という話ではありません。

自分の目的に合った一冊を選ぶことが重要です。

 

英熟語 最前線1515の使い方

ここからがかなり重要です。

英熟語帳は「買っただけ」で成績が上がる教材ではありません。

むしろ、使い方を間違えると、

「1日50個覚える」
↓
「翌日には30個忘れる」
↓
「もう一度50個覚える」
↓
「また忘れる」

という無限ループに入ります。

では、どう使えばいいのでしょうか。

まずは一周する

最初から完璧に覚えようとしないことが重要です。

一周目の目的は、

「どんな熟語が載っているのかを知る」

くらいで構いません。

例えば、

1日50~100項目程度

を目安に進めます。

ただし、これは「50個を完全暗記する」という意味ではありません。

「今日はこの範囲を確認した」

という感覚で進めていきましょう。

熟語帳は一周目に時間をかけすぎると、途中で嫌になります。

最初の段階では、

「分かる」
「知らない」

を大雑把に分類する程度で十分です。

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2周目から本格的に暗記する

一周したら、今度は覚えていない熟語を中心に確認します。

ここでは、

英熟語を見る
↓
意味を言う
↓
説明・イメージを確認する
↓
例文や関連表現を見る

という流れがおすすめです。

重要なのは「日本語を見て英語を思い出す」だけにしないこと。

大学入試の長文を読むときに必要なのは、

英語→意味

の反応です。

例えば、

take advantage of

を見た瞬間に、

「利用する」

と意味が出てくる状態を作ります。

これが熟語帳の基本的なゴールです。

 

3周目以降はスピードを上げる

熟語帳は何周もするほど、1周に必要な時間が短くなっていきます。

最初は1日50個しか進まなかったとしても、3周目には100個、200個と確認できるようになります。

ここで重要なのが、

「一冊を完璧にしてから次へ進む」

と考えすぎないことです。

例えば、

1周目:全体を見る

2周目:覚えていないものを重点的に確認

3周目:瞬時に意味が出るか確認

4周目:まだ怪しいものだけ確認

という形で問題ありません。

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声に出して覚える

英熟語は、できれば声に出して覚えましょう。

例えば、

be interested in
「~に興味がある」

を目で見るだけではなく、

「be interested in、~に興味がある」

と声に出します。

さらに音声が利用できるのであれば、音声も活用します。

公式情報では、英語と日本語の音声が用意されています。

英語を聞く
↓
意味を思い出す
↓
自分でも発音する

という練習をすると、長文だけでなくリスニングにもつながります。

 

ただし、音声だけで覚えようとしなくていい

ここは注意してください。

英熟語を覚えるために、

「毎日289分の音声を全部聞かなければ」

などと考える必要はありません。

英熟語帳の目的は英語を読めるようにすることです。

まずは、

見た瞬間に意味が出る

という状態を優先しましょう。

音声はその補助として使えば十分です。

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英熟語 最前線1515は書いて覚えるべき?

基本的には、英熟語を大量にノートに書き写す必要はありません。

英熟語1515個を全部、

「英語→日本語」

と何十回も書いていたら、ものすごく時間がかかります。

その時間があるなら、

英熟語を見る
↓
意味を思い出す
↓
次へ進む

という反復を増やしたほうが効率的です。

どうしても覚えられない熟語だけ、簡単にメモしておく程度で十分です。

特に大学受験では、

「熟語帳を綺麗にまとめること」

が目的にならないよう注意してください。

勉強で大切なのは、ノートの完成度ではありません。

 

英熟語 最前線1515はいつから始める?

おすすめは、英単語の基礎がある程度固まってからです。

英単語をほとんど知らない状態で熟語帳を始めても、

「熟語が分からない」

のではなく、

「熟語を構成している単語が分からない」

という問題が起きます。

例えば、

make up for

という熟語を覚えるときに、

make
up
for

のそれぞれの基本的な意味が全く分からない状態では、理解するのが難しくなります。

したがって、

中学~高校基礎レベルの英単語
↓
高校基本英文法
↓
英熟語
↓
長文読解

という流れを基本に考えるとよいでしょう。

もちろん、単語と熟語を並行して勉強しても問題ありません。

むしろ受験生の場合は、

「単語が全部終わってから熟語」

と待つ必要はありません。

英単語の学習を進めながら、ある程度基礎ができたところで熟語も始めていくと効率的です。

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英熟語 最前線1515を使うときの注意点

非常に良い熟語帳ですが、注意点もあります。

① 1515個全部を同じ重要度で覚えない

1515という数字を見ると、

「1515個全部を完璧に暗記しないといけない」

と思ってしまう人がいます。

しかし、これはおすすめしません。

本書自体が8つのPartに分かれているように、掲載されている表現には役割の違いがあります。

最頻出の基本熟語と、難関大学向けの比喩表現が同じ重要度であるわけではありません。

まずは、

「頻出表現を確実にする」

ことを優先してください。

 

② 熟語帳だけで長文読解力は身につかない

これも非常に重要です。

熟語を1515個覚えれば、英語長文が自動的に読めるようになるわけではありません。

長文を読むには、

  • 英単語
  • 英熟語
  • 文法
  • 構文把握
  • 精読
  • 長文演習
  • 読解スピード
  • 文脈から推測する力

などが必要です。

熟語帳は、その中の「英熟語」という一部分を強化する教材です。

だからこそ、

熟語帳をやる
↓
長文を読む
↓
知らない表現に出会う
↓
熟語帳で確認する
↓
また長文を読む

という循環を作ることが重要です。

 

英熟語 最前線1515を長文読解につなげる方法

熟語帳で覚えた表現を長文の中で確認してみましょう。

例えば、

be likely to

を覚えたとします。

熟語帳では、

「~しそうである」

と覚えます。

しかし、本当に重要なのは長文の中で、

The problem is likely to become more serious.

などと出てきたときに、

「likely to……ああ、~しそうなんだな」

と瞬間的に処理できることです。

これができると、長文を読むスピードが上がります。

熟語帳で覚える
↓
長文で使われ方を見る
↓
「あ、この熟語か」と反応する

この繰り返しが理想です。

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英熟語 最前線1515はどんな人におすすめ?

ここまでを踏まえると、特におすすめなのは以下のような人です。

難関大学を目指している人

MARCH・関関同立、早慶、難関国公立などを目指すのであれば、本書の幅広い収録内容を活かしやすいでしょう。

特に後半の難関表現まで含めて学習できるのは大きなメリットです。

一冊の熟語帳を長く使いたい人

「標準レベルの熟語帳をやって、その後に難関熟語帳をもう一冊」

という方法もあります。

しかし、教材が増えるほど管理は大変になります。

最初から難関大学まで見据えて、一冊を仕上げたい人なら最前線1515は候補になります。

熟語を丸暗記するのが苦手な人

「熟語→日本語」

だけの暗記が苦手な人にも向いています。

構文ごとのグループ化や、意味をイメージしやすくする解説があるためです。

長文の言い換えで苦戦する人

長文の内容一致問題で、

「本文と選択肢が同じことを言っているのに気づけない」

という人にも有効です。

本書には言い換え表現が豊富に収録されているため、読解力の補強にもつながります。

逆に、英熟語 最前線1515をおすすめしにくい人

 

一方で、全員におすすめできるわけではありません。

共通テストだけを受ける人

共通テストだけなら、1515項目を全部覚える必要性は高くありません。

他の英語分野に時間を回したほうが得点アップにつながるケースもあります。

英単語がまだほとんど覚えられていない人

この場合は、まず英単語を優先したほうがいいでしょう。

熟語帳を開いても知らない単語だらけになってしまうからです。

すでに別の熟語帳を完璧にしている人

例えば『速読英熟語』や『ターゲット1000』をほぼ完璧に覚えていて、志望校の過去問でも熟語で困っていないなら、最前線1515を最初から全部やる必要はありません。

その場合は、過去問や長文で知らなかった表現を拾っていくほうが効率的です。

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英熟語 最前線1515が終わったら次は?

ここも非常に重要です。

『英熟語 最前線1515』を終えたら、

「次の熟語帳を買う」

と考える必要はありません。

むしろ、多くの受験生にとっては「熟語帳を増やす前にやるべきこと」があります。

① 過去問・長文で熟語を確認する

まずやるべきなのは、実際の英文を読むことです。

最前線1515で覚えた熟語が、本当に長文の中で反応できるか確認しましょう。

熟語帳では分かっていたのに、長文になると意味が出てこない。

これはよくあります。

だからこそ、

「熟語帳で覚える」

から

「英文を読んで反応する」

へ移行します。

② 知らない熟語を拾う

長文を読んでいて、

「この表現知らなかった」

というものが出てきたら、確認します。

この段階になると、熟語帳を「暗記教材」ではなく「辞書」のように使うことができます。

例えば、

過去問で知らない熟語を発見
↓
最前線1515を検索
↓
載っていれば復習
↓
載っていなければ別途メモ

という流れです。

これが非常に効率的です。

③ 志望校の過去問を分析する

最前線1515が終わったら、志望校の過去問を見てみましょう。

そこで、

「熟語で失点しているのか」

「単語で失点しているのか」

「構文が取れていないのか」

を確認します。

もし熟語でほとんど困っていないのであれば、熟語帳を追加する必要はありません。

逆に、

「知らない熟語が多すぎる」

のであれば、その表現を個別に覚えていけばいいのです。

④ 早慶・難関国公立でも基本は「長文優先」

難関大学を目指していると、

「もっと難しい熟語を覚えなければ」

と考えて、熟語帳ばかりやってしまう人がいます。

しかし、これは注意が必要です。

例えば、熟語帳をさらに1冊追加して1000個覚えるより、

英語長文を10題読み込んだほうが得点につながることもあります。

特に受験後半では、

「熟語を覚えること」

そのものが目的にならないようにしましょう。

目的はあくまで、

「英語の入試問題で点を取ること」

です。

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英熟語 最前線1515を終えた後におすすめの勉強ルート

おすすめの流れは、

英単語
↓
英熟語 最前線1515
↓
英文解釈
↓
英語長文
↓
過去問
↓
過去問で出た知らない表現を補強

です。

もちろん、英文解釈や長文を熟語帳が終わるまで完全に待つ必要はありません。

むしろ並行して進めるべきです。

イメージとしては、

「熟語帳で知識を増やす」

と

「長文でその知識を使う」

を同時に行います。

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英熟語 最前線1515は一冊で十分?

これは志望校と現在の完成度によります。

ただ、難関大学を目指す場合でも、

「熟語帳を何冊もやらないといけない」

と考える必要はありません。

最前線1515には、基本熟語だけでなく、難関大学向けの熟語、比喩表現、ことわざ、名言、口語表現まで収録されています。

そのため、これをしっかり仕上げたうえで長文演習を行い、それでも不足する表現を補っていく方法で十分です。

むしろ、

最前線1515を60%
↓
次の熟語帳へ

と進むより、

最前線1515を繰り返して90%以上
↓
長文・過去問
↓
不足分を補強

としたほうが、基本的には効率がいいでしょう。

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英熟語 最前線1515を完璧にするとは?

「完璧」の基準も大切です。

熟語帳を開いて、

「見たことがある」

では不十分です。

例えば、

take part in

を見た瞬間、

「参加する」

と出てくる。

さらに、

「take part in the event」

のような英文を見たときにも、いちいち頭の中で考えず処理できる。

この状態を目指します。

つまり、

「見たことがある」

ではなく、

「反応できる」

状態です。

大学受験の英語では、この差がかなり大きくなります。

 

英熟語は「覚える」より「反応する」

英熟語の勉強で最も意識してほしいのが、この点です。

英語長文を読むとき、

「これは熟語だから……」

と毎回考えているようでは遅いのです。

例えば、

be responsible for

を見た瞬間、

「~に責任がある」

と処理できる。

look forward to

を見た瞬間、

「~を楽しみにする」

と処理できる。

こうした反応速度を上げていくことが、熟語学習の目的です。

だからこそ、一度覚えたら終わりではありません。

何度も見て、

「考えなくても意味が出る」

ところまで持っていきましょう。

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まとめ

『英熟語 最前線1515』は、2024年に研究社から出版された比較的新しい大学受験向け英熟語帳です。

基本的な英熟語から難関大学向けの表現まで幅広く扱っており、さらに比喩表現、ことわざ・名言、口語表現まで収録されているのが大きな特徴です。

レベルとしては、標準レベルから難関大学レベルまで対応できる教材と考えてよいでしょう。

特に、

  • MARCH
  • 関関同立
  • 早慶
  • 難関国公立

などを目指す受験生との相性が良い熟語帳です。

一方、共通テストだけを目標にしている場合は、すべてを完璧にする必要性はそこまで高くありません。

また、『速読英熟語』『英熟語ターゲット1000』『解体英熟語』『システム英熟語』など、他にも優れた熟語帳はあります。

そのため、

「最前線1515が絶対に一番」

と考える必要もありません。

重要なのは、自分に合った一冊を選び、それを繰り返して完成させることです。

もし『英熟語 最前線1515』を使うのであれば、

1周目:全体を確認する
↓
2周目:覚えていない熟語を重点的に覚える
↓
3周目:瞬時に意味が出るか確認する
↓
4周目以降:苦手な熟語を潰す
↓
長文で実際の使われ方を確認する
↓
過去問で不足している表現を補強する

という流れがおすすめです。

そして、本書を終えた後に必ず別の熟語帳へ進まなければならないわけではありません。

むしろ、

「最前線1515を覚える」
→「長文を読む」
→「知らない表現を見つける」
→「確認する」
→「また長文を読む」

というサイクルを作ることのほうが重要です。

英熟語帳は、何冊やったかを競うものではありません。

一冊の熟語帳に載っている表現を、

「見たことがある」

から

「瞬時に意味が分かる」

まで持っていく。

そして、その知識を実際の英文の中で使えるようにする。

ここまでできれば、英熟語は大学受験英語における大きな武器になります。

『英熟語 最前線1515』は、標準的な熟語から難関大学で差がつく表現まで、一冊で幅広く押さえたい受験生にとって、有力な選択肢の一つと言えるでしょう。

速読英熟語かターゲット1000ならどっち?解体英熟語は?

大学受験用の英熟語帳は様々な種類がありますが、王道と言えば速読英熟語か、英熟語ターゲット1000になるでしょう。

私は受験の講師をやっていますが、受験生の7割以上は、この2冊の英熟語帳のどちらかを持っている印象です。

この2冊の次によく見かけるのは、解体英熟語。

熟語帳選びで迷う方も多いでしょうから、「速読英熟語」「英熟語ターゲット1000」「解体英熟語」の3冊のどれを選ぶべきなのか、講師目線で詳しく解説していきます!

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速読英熟語のレベルと特徴

速読英熟語は「英語長文の中で、熟語を学びながら覚えられる」のが一番の特徴。

長文の難易度は共通テストと同等か、少し易しい程度で、文章量が少ない長文が数多く収録されています。

約70題もの英語長文が収録されていますから、スキマ時間に長文を読むと、知識の復習にもとても効果的です。

また英熟語だけでなく、英語構文も分類されて覚えられるようになっているのも大きなメリット。

 

レベルとしては、日東駒専・共通テスト~MARCHまでであれば、1冊で十分。

早慶や東大・京大レベルを目指すのであれば、合格点は狙えるけれど、もう1冊追加すると心強いというカバー率です。

 

2024年についに改訂版が発売されて、最新の受験の傾向にマッチしています。

音声もこれまでの別売りのCDを買わなくても、無料でダウンロードできるようになりました!

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英熟語ターゲット1000の特徴とレベル

英単語ターゲットと同様に、とてもオーソドックスな英熟語帳。

熟語とその訳、そして例文がついているというレイアウトです。

これと言って特徴は無いですが、英単語ターゲットを使っている方にとっては、同じレイアウトの英熟語帳で覚えるのが良いでしょう。

 

レベルは速読英熟語と大きな差は無く、日東駒専・共通テスト~MARCHまでであれば、1冊で十分。

早稲田や慶應などを志望し、英熟語をより強化したい方は、2冊目の英熟語帳に取り組むと良いですね。

 

「英文で覚える 英熟語ターゲットR」という、速読英熟語に近いバージョンも出版されています。

こちらは収録されている英熟語の数がやや少ないため、英文で覚えたいのであれば、速読英熟語を選んだ方が無難かもしれません。

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解体英熟語の特徴とレベル

解体英熟語は問題形式で英熟語が掲載されている、珍しい英熟語帳。

実戦的に英熟語を学べるので、得点につながりやすいというメリットがあります。

英熟語は入試で数多く問われますし、暗記しているだけでは答えられないケースもありますから、問題形式で覚えられる点はとても効果的です。

 

収録されている英熟語の数は、速読英熟語や英熟語ターゲットよりも多く、大学入試向けの英熟語帳の中では、最も多い部類に入ります。

早稲田や慶應、東大・京大レベルであっても、英熟語に関しては解体英熟語で十分です。

1冊目から解体英熟語で大量の英熟語を覚えられる方は、それで問題ないのですが、ボリュームに圧倒されてしまう方も多いでしょう。

 

私が受験生の時は1冊目に速読英熟語で、まずは重要な英熟語を全て覚えました。

そのうえで早慶の過去問を解いた際に、英熟語に少し不足を感じ、解体英熟語を追加しました。

速読英熟語で覚えたものは除外して暗記したので、そんなに負担は大きくなかったですね!

なので2冊目の英熟語帳として、解体英熟語を追加するという勉強法もありだと思います。

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英熟語帳選びに迷ったら

迷ったらとりあえず書店に行って、中身を見てみるのが一番です。

意外とレイアウトなんかも重要ですし、「これで勉強したい!」という相性の良い英熟語帳を見つけることも、モチベーションを上げるうえで大切です。

例えば解体英熟語はかなり分厚く、なおかつ珍しい問題形式の英熟語帳なので、好き嫌いが結構分かれます。

評判や口コミだけで決めるのではなく、自分の目で見て比べることを意識してくださいね!

 

あくまで私の主観ですが、速読英熟語はやっぱり、「英熟語を覚える→長文を読んで自然と記憶に定着させる」という流れが、とてもお気に入りでした。

英熟語ターゲットはシンプルな反面、これといった大きなメリットは無いかもしれません。

2冊目に解体英熟語の索引を使って、派生語も含めて全て英熟語を暗記したら、早稲田大学でも高得点が取れて合格出来ました!