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シスタンステージ4(4章)はMARCHに必要?どこまでやる?

システム英単語を勉強している方は多いですが、入試までの時間に余裕が無く、「第4章は捨てても良いですか?」というご相談を良くいただきます。

特に日東駒専やMARCHを目指している方は、どこまでシス単をやり切るか、迷っている方が多いようです。

4章の表紙には「入試最難関で、出題頻度は低い。実用英語への架け橋となる章。」と記載されているので、取り組むべきか迷いますよね。

ここでは「システム英単語のステージ4のレベル」「日東駒専やMARCHで必要か」について、プロ講師が解説していきます!

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システム英単語のステージ4のレベル

シス単のステージ4は「入試最難関で、出題頻度は低い。」と表紙には書かれていますが、実はそんなことはありません。

単語を偏差値で表すのであれば、偏差値60~65ほど。

基礎単語ではありませんが、完全な発展レベルというわけでもなく、標準~発展レベルという感じですね。

中堅大学を目指すのであれば覚えておくとベターで、難関大学であれば必須と言えるでしょう。

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シス単の4章は、日東駒専やMARCHに必要?

 

シス単4章と日東駒専

日東駒専レベルでいえば、シス単の4章はややオーバーワーク気味。

覚えているに越したことはないですが、覚えていなくても合格点は十分取れます。

4章の学習に時間をかけるくらいであれば、他の基礎単語を徹底的に固めた方がずっと、得点につながるでしょう。

日東駒専レベルであれば、英語長文の中にいくつか、4章の単語が含まれている程度で、文中から推測すれば問題ありません。

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シス単4章とMARCH

MARCHレベルであれば、シス単4章は覚えておいた方が絶対に良いですね。

得点に直結する、単語の問題として問われるケースも少なくありません。

「合格に必ず必要」とまでは言えませんが、捨てるという選択肢は得策ではないです。

どうしても入試まで時間が無いという場合は仕方がないですが、まだある程度の期間がある場合は、4章も勉強する前提で、スケジュールを立てることが大切です。

 

シス単4章と早稲田・慶應

早慶や東大・京大といった難関国公立大学を受ける場合。

シス単4章はマストであり、知らないと解けない問題も少なくありません。

むしろ私が過去問を解いた感覚としては、シス単4章だけでは、早慶には足りない印象を受けました。

私が受験生の時はプラスアルファで、速読英単語上級編も追加しました。

シス単4章のさらにワンランク上の英単語が数多く収録されていますが、ここまでやり切ってようやく、早慶レベルでも単語は不安なく挑めるようになりました。

プラスもう1冊取り組むかどうかはスケジュール次第ですが、早慶や旧帝大などを受けるのであれば、シス単4章までは確実にやり切りましょう!

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シス単4章の暗記のコツ

4章の単語は、それ以外の単語と比較して、やや出題頻度は低くなります。

そのため目にするケースが少ないので、「難しい=覚えにくい」という印象を受けるでしょう。

なのでコツとしては、第1章~3章を覚える際に、軽く4章にも目を通しておいて、耐性をつけておくことをオススメします。

この時点で暗記する必要は全くなく、ちょっと触れておくだけで、後々に暗記の効率が飛躍的に上がるという事です!

暗記が苦手な方は特に、早い時期から4章の単語に触れるように意識しましょう。

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シス単4章のレベルまとめ

・日東駒専レベルならオーバーワーク

・MARCHレベルなら暗記しておくべき

・早慶レベルなら暗記は必須

・早い時期から触れておくと覚えやすい

日東駒専の英語の難易度順を公開!参考書はたった4冊でOK!

日東駒専というと中堅私大グループですが、それぞれの大学によって特色や入試問題の傾向は大きく変わってきます。

ここでは「日東駒専の英語を難易度順に並べるとどうなるか?」という点と、「日東駒専の英語をたった4冊の参考書で攻略する方法」について、講師である私が詳しく解説していきます!

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日東駒専の英語を難易度順に並べると?

各大学はそれぞれ偏差値が50ほどで、東洋大学のみ少しだけ偏差値が高く出ています。

日東駒専の英語をグループ全体で見れば、「基礎・基本の問題が大半」です。

そこをさらに細分化して、難易度順に大学を並べていきましょう。

 

最も易しい:専修大学

専修大学の英語は基礎的な問題の割合が高く、そして設問も日本語で記載されています。

受験生も抵抗感が出にくい形式となっており、解きやすいと感じる方が多いでしょう。

時間制限も厳しくないため、ある程度の余裕をもって問題に挑めるはずです。

問題そのものも基礎・基本問題ばかりで、応用問題はほとんど出題されません。

合格最低点はやや高めとなっておりますので、基礎を完璧に固め、1つ1つ確実に回答していってください。

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2番目に易しい:東洋大学

東洋大学の英語は専修と異なり、問題が英語で記載されています。

そのため少しだけ、見た目は難しいと感じるかもしれません。

しかし実際に解いてみると、やはり内容は基礎・基本の問題ばかりとなっています。

英語長文の文章量も少ないため、基礎的な英文が読める状態であれば、高得点を取れるでしょう。

専修大学と同様、合格最低点は高めです。

 

3番目に易しい:駒澤大学

駒澤大学の英語は大問の数が多く、多種多様な問題が出題されます。

問題数も多いため、少し時間の制限は厳しめで、スピーディに解いていく必要があるでしょう。

近年では珍しい、発音・アクセント問題も出題されるケースがあり、対策をしておかなければいけません。

ただ難易度そのものは、他の大学と特に変わらず、あくまで形式や時間制限が少し難しめになっています。

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最も難しい:日本大学

日東駒専の英語の中では、日本大学が最も難易度が高いと考えています。

問題数が多く、形式も様々で、長文もやや難しいテーマが出題されることもあります。

そのため合格最低点はやや低めで、他の受験生も難しいと感じているでしょう。

ある程度の難易度を感じながら、ミスも許容して、しっかりと合格点を取っていくことが重要です。

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日東駒専の英語の参考書はこの4冊でOK!

日東駒専の英語の難易度は易しく、基礎固めさえすれば合格点が取れます。

そのため数多くの参考書に手を出すのではなく、決めた参考書を完璧にやりきる事が重要です。

おすすめは、以下の4つの参考書です。

 

・英単語→システム英単語Basic

・英熟語→合格英熟語300

・英文法→Engage or ブライトステージ

・読解→入門英文解釈の技術70

 

シス単ベーシックは1冊で基礎から、日東駒専で9割ほど取れるまでカバーできます。

英熟語は速読英熟語や英熟語ターゲットが有名ですが、熟語数が800~1000ほど収録されています。

覚えきるのはとても大変ですし、日東駒専レベルならオーバーワークなので、合格英熟語300で重要な熟語だけを暗記するのがおすすめ。

英文法もネクステやVintageなどは難易度が高めで、基礎的な問題をアウトプットできる、エンゲージやブライトステージをすすめています。

エンゲージやブライトステージをやり切れば、日東駒専の英文法は8割以上取れます。

読解については、基本の正しい読み方を学んで、正確に読み取る事さえできればOK。

入門英文解釈の技術70などで、1文1文の英文をしっかりと読めるように鍛えましょう。

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日東駒専の英語の難易度と参考書まとめ

・どの大学も難易度は基礎、基本

・英語の難易度は「日大>駒澤>東洋>専修」の順

・基礎の参考書4冊で、合格点をしっかりと取れる

エンゲージという英語の参考書のレベルをガチ解説!ネクステと比較【Engage】

一昔前はスクランブルや英頻、ネクステージ、Vintageといった問題集を勉強するのが一般的でした。

ここ最近はエンゲージ(Engage)という問題集を持っている受験生が、結構多くなってきました。

講師の私としても、エンゲージはとてもおすすめできる1冊で、従来の問題集とはまた違った良さがあります!

ここでは「Engageという参考書のレベル」「ネクステ・Vintageなどと比べて何が優れているのか」について、詳しく解説していきます!

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Engageという参考書のレベル・難易度

エンゲージは大学受験向けの英文法の問題集の中で、難易度は易しい部類に入ります。

基礎・基本的な問題が多くを占めていて、初中級者でも取り組みやすいです。

分厚い英文法の問題集は色々な種類がありますが、基本的には中上級者向け。

問題数が多い分だけ、解説も粗くて分かりにくいので、途中まで取り組んで挫折してしまうケースも少なくありません。

なのでまずは基礎からしっかり、英文法の問題をたくさん解きたいという方は、ぜひEngageに取り組んでみてください。

 

「基礎的な問題集」と聞くと大学入試の得点にはつながらないイメージもあるかもしれませんが、全く持ってそんなことはありません。

Engageをしっかりと固めれば、日東駒専レベルの英文法であれば、8割以上の得点を稼げます。

MARCHレベルの英文法であっても、合格点を狙えるほどの実力が身につきます。

それだけ大学入試の英文法の問題は、基礎・基本の問題の割合が高いんです!

英文法のみに関して言えば、偏差値60くらいまで狙えます。

逆に言えば基礎・基本の英文法を習得できていない受験生が、意外と多いんです。

問題集選びで迷ったら、まずはEngageをやっておけば間違いありません!

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Engageに取り組む上での注意点

Engageは確かに初級者向けではありますが、あくまで「問題集」です。

基礎・基本の英文法をアウトプットするために、取り組む1冊という事です。

そのため基礎的な文法が理解できていない状態で取り組んでも、問題を正しく演習する事が出来ません。

書店に足を運んで、まずは基礎的な文法の参考書でインプットをして、その内容をEngageでアウトプットするイメージで取り組んでください!

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エンゲージとネクステはどっちがおすすめ?

難易度はエンゲージが初中級者向け、ネクステは中上級者向け、ネクステの方がワンランク難易度が高くなっています。

問題数もエンゲージの方が少なめで、挫折しづらいと言えるでしょう。

またNextStageと比べると、解説もやや詳しめで、消化不良になりづらいです。

つまり一言で言えば、「まず基礎・基本の問題をしっかり固めたい方はエンゲージ」、「難しい問題も含めて、ガンガン問題を解きたい方はネクステージ」となります。

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エンゲージとVintageはなにが違うの?

Engageが初級者向けに対して、Vintageは上級者向けで、ネクステよりもさらに難易度が高いです。

早慶レベルの難関大学に向けて、難しい英文法の問題を大量に解きたい方にオススメ。

よく1冊目からいきなり、Vintageに取り組む方がいらっしゃいますが、これは絶対にやめた方が良いです。

分厚く問題数が多く、それでいて難易度が高い問題集を、まだ英文法の基礎が出来ていない状態で取り組んでも、挫折してしまう可能性が極めて高いですからね。

まず1冊目にEngageをしっかり固めて、早稲田や慶應など難関大学に向けてさらに成績を伸ばしたい場合は、ヴィンテージに取り組むという流れがベストですね!

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エンゲージという参考書の紹介まとめ!

・難易度は基礎、基本で他の問題集より易しい

・アウトプット用なので、インプット後に取り組む

・1冊取り組むと、日東駒専で8割以上取れる

・ネクステはワンランク上、Vintageは2ランク上

速読英熟語かターゲット1000ならどっち?解体英熟語は?

大学受験用の英熟語帳は様々な種類がありますが、王道と言えば速読英熟語か、英熟語ターゲット1000になるでしょう。

私は受験の講師をやっていますが、受験生の7割以上は、この2冊の英熟語帳のどちらかを持っている印象です。

この2冊の次によく見かけるのは、解体英熟語。

熟語帳選びで迷う方も多いでしょうから、「速読英熟語」「英熟語ターゲット1000」「解体英熟語」の3冊のどれを選ぶべきなのか、講師目線で詳しく解説していきます!

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速読英熟語のレベルと特徴

速読英熟語は「英語長文の中で、熟語を学びながら覚えられる」のが一番の特徴。

長文の難易度は共通テストと同等か、少し易しい程度で、文章量が少ない長文が数多く収録されています。

約70題もの英語長文が収録されていますから、スキマ時間に長文を読むと、知識の復習にもとても効果的です。

また英熟語だけでなく、英語構文も分類されて覚えられるようになっているのも大きなメリット。

 

レベルとしては、日東駒専・共通テスト~MARCHまでであれば、1冊で十分。

早慶や東大・京大レベルを目指すのであれば、合格点は狙えるけれど、もう1冊追加すると心強いというカバー率です。

 

2024年についに改訂版が発売されて、最新の受験の傾向にマッチしています。

音声もこれまでの別売りのCDを買わなくても、無料でダウンロードできるようになりました!

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英熟語ターゲット1000の特徴とレベル

英単語ターゲットと同様に、とてもオーソドックスな英熟語帳。

熟語とその訳、そして例文がついているというレイアウトです。

これと言って特徴は無いですが、英単語ターゲットを使っている方にとっては、同じレイアウトの英熟語帳で覚えるのが良いでしょう。

 

レベルは速読英熟語と大きな差は無く、日東駒専・共通テスト~MARCHまでであれば、1冊で十分。

早稲田や慶應などを志望し、英熟語をより強化したい方は、2冊目の英熟語帳に取り組むと良いですね。

 

「英文で覚える 英熟語ターゲットR」という、速読英熟語に近いバージョンも出版されています。

こちらは収録されている英熟語の数がやや少ないため、英文で覚えたいのであれば、速読英熟語を選んだ方が無難かもしれません。

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解体英熟語の特徴とレベル

解体英熟語は問題形式で英熟語が掲載されている、珍しい英熟語帳。

実戦的に英熟語を学べるので、得点につながりやすいというメリットがあります。

英熟語は入試で数多く問われますし、暗記しているだけでは答えられないケースもありますから、問題形式で覚えられる点はとても効果的です。

 

収録されている英熟語の数は、速読英熟語や英熟語ターゲットよりも多く、大学入試向けの英熟語帳の中では、最も多い部類に入ります。

早稲田や慶應、東大・京大レベルであっても、英熟語に関しては解体英熟語で十分です。

1冊目から解体英熟語で大量の英熟語を覚えられる方は、それで問題ないのですが、ボリュームに圧倒されてしまう方も多いでしょう。

 

私が受験生の時は1冊目に速読英熟語で、まずは重要な英熟語を全て覚えました。

そのうえで早慶の過去問を解いた際に、英熟語に少し不足を感じ、解体英熟語を追加しました。

速読英熟語で覚えたものは除外して暗記したので、そんなに負担は大きくなかったですね!

なので2冊目の英熟語帳として、解体英熟語を追加するという勉強法もありだと思います。

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英熟語帳選びに迷ったら

迷ったらとりあえず書店に行って、中身を見てみるのが一番です。

意外とレイアウトなんかも重要ですし、「これで勉強したい!」という相性の良い英熟語帳を見つけることも、モチベーションを上げるうえで大切です。

例えば解体英熟語はかなり分厚く、なおかつ珍しい問題形式の英熟語帳なので、好き嫌いが結構分かれます。

評判や口コミだけで決めるのではなく、自分の目で見て比べることを意識してくださいね!

 

あくまで私の主観ですが、速読英熟語はやっぱり、「英熟語を覚える→長文を読んで自然と記憶に定着させる」という流れが、とてもお気に入りでした。

英熟語ターゲットはシンプルな反面、これといった大きなメリットは無いかもしれません。

2冊目に解体英熟語の索引を使って、派生語も含めて全て英熟語を暗記したら、早稲田大学でも高得点が取れて合格出来ました!