関先生の英語長文ポラリスはとても有名な良書ですが、英文解釈ポラリスもかなり質が高いです。
英語長文ポラリスは「本格的な英語長文を演習する」参考書に対して、英文解釈ポラリスは「1文1文の英文を正確に読み取れるようにする」参考書。
英語長文ポラリスに取り組んでみて、ちょっとハードルが高いと感じたら、英文解釈ポラリスを挟むとスムーズにステップアップできます!
ここでは「英文解釈ポラリス1,2の各レベルの難易度」と「1冊当たり何日で終わらせるか」、そして「偏差値を短期間で一気に伸ばす使い方」について、詳しく解説していきます!
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英文解釈ポラリス1,2の各レベルの難易度
英語長文ポラリスはレベル1~3の3段階で分かれていますが、英文解釈の方は2段階になっています。
レベル1 標準~応用の難易度
レベル1は日東駒専・共通テストから、MARCH・関関同立・中堅国公立大学ほどの難易度。
問題数は56問。
レベル1と表記がありながら、難易度はさほど易しくないですね。
偏差値でいえば50後半くらいは無いと、英文が全く理解できず、正しく演習できないでしょう。
難しいと感じた場合は、入門英文問題精講からスタートすると良いですね。
類書でいうと、英文熟考の上巻や基礎英文解釈の技術100と同等のレベルです。
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レベル2 発展の難易度
レベル2は発展と記載があり、難易度は高めです。
早慶や東大・京大レベルと同等か、やや易しい程度の読みづらい英文を、しっかり読めるようにトレーニング出来ます。
問題数は55題とさほど多くはないので、1問ずつ丁寧に取り組みましょう。
類書でいうと、英文熟考の下巻と大体同じくらいの難易度でしょうか。
偏差値でいえば60中盤くらいまで到達し、共通テストくらいは余裕という状態になってから取り組みましょう。
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英文解釈ポラリスは何日で終わらせる?
問題数は55問ほどと、量としてはさほど多くありません。
1日当たり5問ずつ取り組んで、徹底的に復習していけば、10日前後で終わらせることができます。
急ピッチで進めるのであれば、1日10問進め、1週間ほどで終わらせることも可能です。
そして正しく訳せなかった問題を、2周3周と繰り返し、文構造を理解したうえで正しく訳せるようにしましょう。
焦ってどんどん進めるだけでは意味がないので、1問ずつ徹底的に読み込んでください。
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英文解釈ポラリスの使い方・勉強法
英文を訳して解説を読むという、極めてシンプルな流れになりますが、ものすごく重要な点が2つあります。
「英文の訳は頭で思い浮かべるだけでなく、必ず紙に書き出す」ことと、「SVOCなど文構造を全て書き込むこと」の2つ。
紙に訳を書き出さないと、あいまいな答え合わせになってしまうので、ここは注意が必要です。
また英文解釈の軸となるのは「構造の理解」であり、構造を正しく理解して英文を訳せるようにすることが、この参考書の目的です。
「なんとなく読む」では太刀打ちできなくなってくるのが、共通テスト以上のレベルの英文。
大変な作業ではありますが、文構造をしっかりと書き込んで、解釈の力を上げていきましょう。
英文解釈ポラリスは音声がダウンロードできず、CDもついていないため、音読はしない方が良いと思います。
誤った発音で音読をしてしまうと、リスニングやスピーキングに悪影響が出てしまうからです。
音読が出来る教材はたくさんありますから、CDが無い参考書で、無理に取り組む必要はありません。
「黙読で全ての英文を、文構造を理解したうえで読めるようになればOK」と考えてください!
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英文解釈ポラリスの次に取り組みたい参考書
英文解釈ポラリス1を終えたら、個人的には英語長文ソリューション1,2へと進むのがおすすめです。
英文解釈ポラリスよりも文章量が多く、それでいて300ワードほどの文章なので、次の参考書にぴったり。
そこから英語長文ポラリス1,2,3へとステップアップしていってください。
1文が正確に読めるようになってから長文の問題集に取り組むと、手ごたえが大きく変わってきます!
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英文解釈ポラリスまとめ
・1文1文の英文を正確に読めるようにする参考書
・レベル1はMARCH、レベル2は早稲田、慶應
・紙に訳を書き出し、文構造を書き込む
・音声はついていないので、音読は出来ない
・次の参考書として、英語長文ソリューションがおすすめ