早慶は憧れだけれども、問題が難しすぎて合格できる気がしない・・・。
「記述式問題が無い、マークのみの学部ならワンチャン受かるかも!?」と考える方、実は少なくありません。
この記事では受験を長年研究し、最新の傾向も熟知している講師である私が、「マーク式だけで受験できる、早稲田大学・慶應義塾大学の学部」を詳しく解説していきます!
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早慶を全教科マークのみで乗り切る方法
前提として個別入試を受ける場合は、「全教科、全てマーク式」という受験方法はありません。
なので後程、「英語がマーク式のみ」の学部を紹介していきます。
全教科をマーク式で受験する唯一の方法は、「共通テスト利用」。
ただし共通テスト利用は、記述の有無といった次元ではなく、そもそもの合格難易度が個別入試よりもはるかに高くなります。
東大・京大など難関国公立を受験される方が、滑り止めで共通テスト利用に流れるからですね。
また慶應義塾大学は、共通テスト利用の制度を設けていないため、狙うのであれば早稲田のみとなります。
早稲田大学の法学部・政治経済学部の共通テスト利用は、5教科6~7科目なので、文系・理系の両科目の受験が必須になります。
私大専願の方となると、合格する事は不可能に近く、現実的ではありません。
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早慶で英語がマーク式のみの学部
全教科が全てマーク式の学部はありませんが、英語のみマーク式の学部はいくつかあります。
自由英作文・和訳・英訳といった、対策が必須の記述問題が出題されない学部をご紹介していきます!
慶應義塾大学で英語が記述無し
慶應のSFCと呼ばれる、環境情報学部と総合政策学部の英語はマークのみ。
記述問題が出題されないため、英作文や和訳などに特化した対策は不要です。
ただ英語長文の文章量が多く、長文読解が得意でないと、合格点を取ることは難しいです。
また慶應の商学部の英語もほぼ全て、マーク式の問題です。
最後の問題で選択肢から、単語を適切な形に直して挿入する問題があり、こちらのみ一応、記述式にはなっています。
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早稲田大学で英語が記述無し
基幹理工・創造理工・先進理工の理系学部は、英語がマーク式のみ。
ただ英語の難易度自体は、理系の学部の中では全国でもトップクラスです。
また社会科学部も英語は、全ての問題がマーク式になっています。
こちらも難易度はかなり高いです。
早稲田の中で最も遅く入試が行われ、なおかつマーク式のみということで、記念受験で受ける方も多く、倍率は10倍を超えることもあります。
教育学部の英語もマーク式のみで、他の学部よりは僅かながら解きやすいと言えるでしょう。
ただ時間制限は厳しく、MARCH・関関同立と比較すると圧倒的に難易度は高くなりますので、相当な学力が求められます。
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マーク式のみの学部は合格しやすい?
例えば、対策を全くせずに自由英作文が出題される早慶の学部を受験すれば、合格できる可能性は極めて低いですよね。
圧倒的な学力があり、対策せずとも英文が書けてしまうような方は別として、ほとんどの方は対策無しでは合格できません。
この事実は間違いないですが、一方で「マーク式のみならラッキー合格もあるか」と問われれば、その可能性も限りなく低いです。
というのも受験では数多くの問題が出題され、7割後半ほどは正解しなければいけないわけなので、運で乗り切れるような次元ではありません。
それこそ宝くじで大当たりするような、それくらいの確率ですよね。
高い受験料を払ってその奇跡を狙いに行くというのは、本当に宝くじと同じ感じになってしまいます笑
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記述・論述問題はむしろおトク!?
記述・論述は確かに難易度が高く感じ、対策を後回しにして、ずっと苦手意識を引きずってしまう方が多いです。
ただ記述・論述はマークと違い、ラッキーでは絶対に正解できません。
なので記述・論述の対策をしていない人はほぼ自動的に不合格となり、実質的な倍率はグッと下がります。
マーク式と記述式で問題の難易度が異なるわけではなく、ただ対策をしていないからこそ、苦手意識を持ってしまうだけです。
少し早めに対策をしておくだけで、有利に戦えますし、受けられる学部も増やせますので、対策しない手はありません!
勇気をもって対策をすれば、意外と難しくないと自信もついてくるでしょう。
早慶でマーク式のみの学部まとめ
・早稲田は共通テスト利用があるが難易度は極めて高い
・個別入試で、全教科がマーク式のみの学部は無い
・慶應はSFCの英語がマークのみ、商もほぼマーク式
・早稲田は理工、社学、教育の3つの英語がマークのみ
・記述を避けるより、むしろ対策するべき