受験生向けの参考書としては少し知名度が低いかもしれませんが、実は「英語の構文150」はかなりの良書です。
学校で配られて、あんまり取り組む意欲がわかないという方もいらっしゃると思いますが、ぜひやりこんでみてください!
ここでは「英語の構文150はどれくらいのレベルなのか」と「英語の構文150で偏差値を伸ばすための使い方・覚え方」について、プロ講師である私が解説していきます。
>>1か月で早慶・難関国公立の英語長文が劇的に読める魔法のワザはこちら
英語の構文150のレベル・難易度
構文のレベルに関して言えば、基礎~共通テスト・MARCHレベルという印象で、初中級者でも取り組める難易度です。
対象のレベルは広いですが、しっかりと取り組んでいくと、総合的な英語力をぐんぐん伸ばすことができます!
一方、英文を訳しながら学んでいくタイプの参考書なので、基礎的な語彙や文法は学んでから、取り組んだ方がスムーズに進むでしょう。
例えば英文を訳そうにも、中に入っている単語や文法要素を知らないと、正しく訳せないですからね。
大学入試の基礎的な内容がある程度固まってきて、そこから英語長文の読解を本格的に勉強していきたいという時に、1冊目に取り組むと良いと思います。
構文の解説がとても詳しいので、1文1文を正確に読み取るトレーニングを重ねられます!
加えて英語において高頻度で使う、重要な構文を含んだ英文とたくさん触れ合えるので、英作文やスピーキングにも好影響があるでしょう。
>>1か月で早慶・難関国公立の英語長文が劇的に読める魔法のワザはこちら
英語の構文150の使い方・勉強法
取り組み方としては、以下の4ステップに沿って進めてください。
①自力で英文を訳す
②自力で構文を書き込む
③解説を見てじっくり理解
④CDの音声も活用し、音読
基本的には「英文読解の参考書」と考えていただき、まずは英文を自力で訳すところからスタートです。
紙にしっかりと書き出して、正しく訳せていない部分を、認識できるようにしましょう。
加えて訳すだけでなく、構文を書き込んでいくことで、「正しく英文を読めているか」を確認できます。
最初はやり方さえも分からないかもしれませんので、しばらくは解説の構文を見て、「こういう風に構文を振るんだなー」と理解してから、書き込んでいくと良いかもしれません。
ここまでしっかりとやりこむと、英語長文はもちろん、和訳問題のトレーニングとしても効果が大きいです!
構文もしっかりと理解し、黙読の状態でスラスラ読めるようになったら、最後に音読。
特に英作文やスピーキング、リスニングの対策をする人は、この音読を入念に行ってください。
CDで正しい音声を聴いて、そしてその発音をマネて音読することで、正しい発音でアウトプットしていきましょう。
各英文をここまでやりこんで、1つ1つ先へ進めていくことで、着実に力がついていきます。
逆になんとなくザーッと取り組んでも、全く効果が無いので、丁寧に勉強していきましょう。
>>1か月で早慶・難関国公立の英語長文が劇的に読める魔法のワザはこちら
英語の構文150の覚え方のコツ
「例文を丸ごと暗記しよう!」と考えてしまうと、相当な労力がかかってしまいます。
それよりは「構文の性質を理解し、自分がその構文を使って、色々な英文を作れるようにする」事を意識してください。
そうすれば自由英作文や和文英訳、スピーキングなど様々な場面で、構文を活用して英文をアウトプットできるようになります。
また苦手な例文にはチェックをつけておいて、ノートにまとめておくのもおすすめです。
スキマ時間を中心に、触れる回数を増やすことによって、自然と理解度も深まり、記憶にも定着するでしょう。
>>1か月で早慶・難関国公立の英語長文が劇的に読める魔法のワザはこちら
英語の構文150まとめ
・知名度は高くないけれど良書!
・英文の精読力とアウトプット力の強化に効果的
・自力で訳して、構文を書き込むことが重要
・CDを使った音読で、さらに発信力UP
・苦手な例文は定期的にチェック!