関正生先生の英文法ポラリスはとても有名ですが、表紙が黒く通称「黒ポラリス」と呼ばれる、英文法ファイナル演習ポラリスもあります。
受験講師である私が見ても、この黒ポラリスもかなりの良書で、ぜひ勉強していただきたい1冊です。
ここでは「英文法ファイナル演習と通常のポラリスの違い」と「黒ポラリスで偏差値を一気に伸ばす最強の使い方」について、徹底的に解説していきます!
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英文法ファイナル演習ポラリスとは?通常版との違い
通常の英文法ポラリスは、1冊当たり問題数は400問で、「仮定法」「比較」など、分野ごとに分かれています。
そして各項目で、ポイントの解説と問題がセットになっています。
一方、英文法ファイナル演習ポラリスは、ランダム形式に英文法を演習できるようになっています。
通常のポラリスですと、分野ごとにガンガン固められるというメリットがある一方、例えば比較の項目であれば「erがつく選択肢が正解だろう」と何となく予想が出来ちゃいますよね。
なので入試でランダムで問われた時に、意外と答えられないという人が少なくありません。
通常の英文法ポラリスで各項目を固めた後に、英文法ファイナル演習ポラリスでランダム形式に演習すれば、英文法の力をグンと伸ばすことができます!
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英文法ファイナル演習ポラリスのレベル・難易度
・標準レベル=日東駒専~MARCH(偏差値55)
・応用レベル=MARCH(偏差値60)
・発展レベル=早慶(偏差値65)
といった分類になっています。
自分の志望校のレベルではなく、現在のレベルに合った問題集を選びましょう。
標準レベルには頻出の問題が数多く収録されていますので、基本的には標準レベルからスタートする事をオススメします。
標準レベルから難易度はある程度高いので、基礎的な文法の知識は必要になります。
関先生の「世界一わかりやすい英文法の授業」など、やさしい文法の問題集でインプットしてから、通常の英文法ポラリス0(基礎レベル)に取り組みましょう。
ファイナルの方は基礎レベルは用意されていないので、その点は注意してください。
「ポラリス1→ファイナル1」と交互にレベルを上げて進めても良いですし、通常のポラリスを必要なレベルまで進めてから、一気にファイナルに進むという流れでもOKです。
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黒ポラリスで偏差値をグンと伸ばす使い方
問題数は「10問×30セット」になっているので、1セットずつ丁寧に解いていきましょう。
1セット終えたら、1問1問の解説をじっくりと読んでください。
そして「比較の分野がちょっと弱いぞ」と感じたら、文法の参考書や問題集を復習して、比較の分野を鍛えなおしましょう。
弱点の補強が終わったら、次のセットへ進むという流れです。
とにかくザっと終わらせてしまうのではなく、1セットずつ着実にステップアップしていくことが重要です。
1冊の問題を全て回答できるようになったら、次のレベルへと進んでいきます。
そして自分の目標とする大学のレベルに到達したら、過去問演習へと入りましょう。
ここまでやり切れば、相当な英文法の力がついていますので、文法で得点を稼げるはずです!
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英文法ファイナル演習ポラリスまとめ
・分野ごとに分かれておらず、ランダムに演習できる問題集
・通常のポラリスとセットで取り組むと、相当な力がつく
・1セット10問なので、1セットずつ丁寧に進めていく