体系英語長文のレベル・難易度を現役講師がガチ解説!

「体系物理」という参考書が有名ですが、英語バージョンの「体系英語長文」も知る人ぞ知る隠れた名所。

有名でないからこそ、あまり情報が出回っていない状況なので、ここで詳しく解説していきます!

「体系英語長文はどんな点が優れているのか」「体系英語長文のレベル」の2点に絞って、講師である私が徹底的にお伝えしていきます!

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体系英語長文はどんな点が優れているのか

体系英語長文の最大の特徴としては、「記述・論述問題が豊富に収録されている」という点です。

私大向けの選択式がメインの問題集も多いですが、体系英語長文は「書く問題」が多いので、国公立大学の二次試験の対策などに効果的ですね。

普段から書く練習をしておかないと、いざ過去問を解いたときに、回答が作れないという受験生は珍しくありません。

 

その他の点に関しては「一般的な英語長文の問題集」と考えていただいて、全く問題ないですね。

少し文構造が解説されている点や、回答・読解のテクニックが記載されている点は特徴ではありますが、現代の参考書では一般的になってきています。

問題数は16題なので、やや多めでしょうか。

 

少し古い参考書なので、レイアウトは現代のキレイなイメージとは大きく異なりますし、好き嫌いは結構分かれそうです!

CDや音声ダウンロード機能も付いていないので、音声を活用した音読は出来ません。

購入するか悩んでいる方は、インターネットで中身の画像を見て、自分に合っているか判断すると良いでしょう。

マイナーな参考書であり、書店では取り扱っていない可能性もありますので、Amazonやメルカリなどでの購入がおススメです。

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体系英語長文のレベル・難易度

英語長文に限った事ではないですが、体系シリーズは難関大学志望者向けの、難易度が高い問題集です。

偏差値でいえば60を超えてきて、早慶や東大・京大といった難関大学に向けて、記述問題を中心に対策していくための問題集。

「早稲田や慶應を目指しているし、とりあえずやっておこう」というレベルの問題集ではないので、注意が必要です!

出展元の大学も、東大・京大や早慶といった難関大学がズラリと並んでします。

 

有名どころの問題集でいえば、以下と大体同じレベル。

・英語長文ハイパートレーニング3

・英語長文ポラリス3

・ぐんぐん読める英語長文Advanced

 

上記で挙げた近代的な問題集の方が、解説は詳しいです。

特段に記述・論述の対策に取り組むという場合でなければ、体系英語長文を選ぶメリットはそこまで大きくないかもしれません・・・。

やっておきたい英語長文700が同程度の難易度ですが、記述問題が多い点も含め、類似点が多いですね!

やっておきたいシリーズは近年、インターネットで音声をダウンロードできるようになったので、この点は体系英語長文よりも評価できるポイントです。

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体系英語長文まとめ

・記述、論述問題をたくさん解ける問題集

・解説はある程度詳しい

・出展元は東大や早慶などで、難易度は高い

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